活動の様子 
            2022・10・23(日) 晴れ 気温21℃ 出席者12名

薄紅葉




木々が色づき始め、すっかり秋めいた三宿の森で、緑グループの10月定例活動が行われました。
猛暑、長雨など芳しくない天候を乗り越えて、ようやく気持ちの良い季節となり、
森にも爽やかな空気が行きわたっているようでした。
この日は落ち葉溜めの腐葉土を掘り上げ、ミカンの根元や竹林へ入れる管理作業を行い、
多世代の協働による「地域をつなぐ森づくり」が実感される場面が見られました。
今年は落ち葉溜めの中にカブトムシ幼虫は見つからず、ハナムグリ幼虫が大量に出てきました。
園路の落ち葉掃きや開花が始まった菊の手入れ、ビオトープ池のザリガニ・チェック、
フェンス外側のツル植物除去など、恒例の園内の整備作業も行いました。

11月27日(日)の定例活動日は第7回「世田谷落ち葉ひろいリレー2022」にエントリーしています。
秋が深まった三宿の森へ是非お出掛けください!


 

「生きもの調べ隊 in 三宿の森」

10月16日(日)に世田谷区みどり政策課「生きものつながる世田谷プラン」事業の一環として、
第2回「生きもの調べ隊 in 三宿の森」が開催されました。

参加された10組の皆様の観察会の様子をご覧ください。


  
左より: ハラナガツチバチ イスノキ虫こぶ  クワコまゆ
講師をして下さった(株)自然教育研究センターのスタッフから、以下の感想をいただきました。

「プログラムの数日前までぐずついた天気が続き、どうなることかと思いましたが、
当日は無事晴天の中、多くの方にご参加いただけました。
今回は、落ちている木の実と秋の生きものを探すという内容で、
夏の観察会とは少し切り口を変えた自然観察会となりました。
参加された方の中には、もっと生きものが見たかった・・・と感じた方もいらしたようで、
申し訳ない気持ちもあります。
ただ、観察会の中では、落ちている木の実に集まる鳥や、冬越しの準備をしている蛾の幼虫、
落ち葉の陰で鳴いているコオロギの仲間などを見ることができ、
「秋ならでは」の生きもの観察会になったと思います。
さらに、初めて三宿の森にいらしたという方から、また遊びに来たいとのご感想をいただきました。
大変嬉しく思います。今回の観察会が、参加下さった皆様にとって、
ご自身で身近な自然を楽しむためのきっかけになれば・・・と願っております。」

また三宿の森でお会い出来ますように。

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