猛暑記録
6月の活動日は1875年の観測開始以来初めてという6月の2日連続猛暑日、
都心の気温が6月としては観測史上1位タイの36.2℃、
そして、翌27日には統計が残る1951年以降、最速で関東甲信地方に梅雨明けが発表されるという
記録ずくめのお天気となりました。 |
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朝から外出すら二の足を踏むような暑さの中、
緑グループメンバーはいつも通りに三宿の森に集まり、定例活動を行いました。
ハナツクバネウツギの剪定、つる植物除去、菊苗手入れ、落ち葉掃き、南保全区の笹刈りなど、
思い思いの場所で作業をしましたが、夏本番とは違って、高温の割には湿度が低く、やぶ蚊も少なく、
風がわたる森の中で、思いのほか気持ちの良い作業時間を過ごすことができました。
4月中旬から5月末まで森の中に設置していたスズメバチ・トラップで捕獲した女王バチを
クラスルームのベンチに置いておくと、
時々人の輪が出来て、興味津々で覗き込んだり、触ってみたりする姿が見られました。
その中の小学生男子から、「オオスズメバチの巣があるよ」と教えられ、一緒に確認に行くと・・・。 |
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確かに、東側のフェンス脇のスダジイの根元に不審な穴があいていました。
枯れ枝を突っ込んでみると、そこそこの深さはありましたが、生き物の巣ではなさそうだと判断、
とりあえず、土で埋めて、今後の経過をみることにしました。
左より: ナツツバキ ハンゲショウ オカトラノオ
コロナ感染者数に増加傾向が見られ、早い夏の訪れに水や電力の不足が心配されますが、
森の中でひっそりと咲く一服の清涼剤のような夏の花たちといっしょに、元気な夏を過ごしましょう!
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