活動の様子 
              2023・3・29(日) 晴れ 気温16℃ 出席者8名

花だより



3月の定例活動は26日(日)が雨天のため、29日(水)を代替日として催行しました。
東京の桜は平年より10日早く、史上最速タイ記録で14日に開花宣言、22日に満開となりましたが、
その後続いた雨天、低温で、三宿の森では染井吉野とヤマザクラの競演が見られる年度末となりました。

  
左より: シャクナゲ   アセビ   クサイチゴ

   森の中では草本類よりも一足早く目覚めた木々の花が春を謳歌し、
ケヤキやイヌシデの地味な花も満開となっているのが見られました。
2月に撤去したナキリスゲの跡地に区内植物ボランティア仲間由来の在来植物、
ヒメウツギ、バイカウツギ、ホタルカズラ、ヒメウズ、タチツボスミレなどを植えこみました。
四季を感じられるエリアに育つことを願っています。
ヒキガエルの産卵後、オタマジャクシの確認は出来ませんでしたが、
水ぬるむ季節になりましたので、今季もザリガニわな篭を2基設置することにしました。
暗い所を好むザリガニの習性に合わせて、篭には遮光ネットを取り付けています。
わな篭を設置した2017年度の533匹以降、捕獲数は減少傾向で、
今年度は167匹、撲滅は至難の業ですが、減少を目指して地道な作業を続けていきます。
落ち葉がほぼ掃き尽くされた園路では、イヌシデの大量の雄花を集める様子が見られました。
南保全区では2月に続いてスダジイの枝打ちが行われ、
作業後には陽光を受けているミカンの木を確認することができました。

3年間もの長いコロナ感染症自粛生活がようやく終わりそうな春を迎えて、
来年度も三宿の森が多くの人を元気にする公園となることを祈っています。

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