大暑
6月27日に異例の早さで梅雨明けした後、7月中旬まで戻り梅雨のような不安定なお天気を経て、
大暑を迎え、本格的な夏がやって来ました。
コロナ感染者数が急速に拡大、都内では3万人を超える日々が続く状況下でしたが、
緑グループは予定通りに定例活動を行いました。 |
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森外周の生け垣剪定、ササ刈りなどの区業者の管理が入り、すっきりと整えられた園内で、
初めは「やることがない」という声も聞かれましたが、
菊花壇の手入れやビオトープ池整備などの通常作業をしている中に、
南保全区の繁茂植物の間引き、スダジイやシラカシの枝打ちなど作業の輪が広がっていきました。
終了後も「ずっといたい」と声が聞こえ、森の涼しさを実感した活動日でした。
「生きもの調べ隊 in 三宿の森」
左より: ムシヒキアブ ミンミンゼミ抜け殻 シロテンハナムグリ
同日に世田谷区みどり政策課「生きものつながる世田谷プラン」事業のひとつとして、
「生きもの調べ隊 in 三宿の森」が開催されました。
親子10組の参加者が森の生きもの探しを楽しみ、観察する様子をご覧ください。 |
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「今回、下見もあわせて5度、三宿の森を訪れましたが、
本番に近づくにつれてどんどん見られる生き物が増えていき、同時にワクワクも高まっていきました。
プログラム当日は、気温が高く蒸し暑い日となりましたが、
カナブンやシロテンハナムグリ、コフキコガネなど雑木林でよく見られる甲虫の仲間が多く見つかりました。
昆虫の他にも、小さな赤ちゃんトカゲ(ヒガシニホントカゲ)が見つかったり、オナガが飛び交っていたり、
三宿の森が地域の生き物達の大切な棲み処となっていることがよく分かりました。
三宿の森では秋にもプログラムを行う予定ですが、
今度はどんな発見があるのか、スタッフ一同楽しみにしています。」と、
観察会の講師をしてくださった(株)自然教育研究センターのスタッフから報告が届きました。
次回は10月中旬に開催を予定しています。
どうぞお楽しみに!
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