活動の様子 
                  2019・10・27(日) 晴れ 気温19℃ 出席者13名

台風の秋
令和元年の秋は台風15・19号が東日本に甚大な雨災害を及ぼし、負の面でも記録される年となりました。
台地の上辺に位置する三宿の森は、幸いにも大した被害もなく、
例年より少し遅めながら、秋の気配が漂い始めた園内で秋の公園管理作業を行いました。
落葉樹の落ち葉を入れている落ち葉溜めの切り返しを行い、取り出した腐葉土を竹林に敷き詰めました。
一時保護のバケツの中で背面歩行をして脱出をはかるハナムグリの幼虫は沢山いましたが、
今年はカブトムシの幼虫は見つけられませんでした。
落ち葉、落枝、土砂など台風で荒れた園路の整備作業にも汗を流しました。
「地域をつなぐ森づくり」という緑グループの結集力がいかんなく発揮されている場面ですが、
30〜80代まで幅広い年代層が揃っていることが、何よりもうれしいことのひとつと思われます。
酷暑、多雨も乗り切って、三宿ゲートの菊の花も咲き始めました。
開花が例年より遅れている分、年内は長く楽しめることを期待したいと思います。

  

作業とお茶時間が終わった後、希望者や来園者で興味を持って近づいて来られた方と、
ドングリの仲間では最も食用に適しているとされるスダジイ拾いをしました。
こちらは安易に食用にはしない方がよさそうですが、秋の森の贈り物、キノコも多種見つけました。

秋の天気図が1か月近く遅れていると新聞にも報じられていましたが、
まもなく迎える秋本番に、様々な実りの秋を堪能できますように。

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