活動の様子 
                 2020・12・20(日) 晴れ 気温6.5℃ 出席者15名

ご用納め



裸木となった落葉樹、のびのび原っぱの枯草が冬を知らせる三宿の森で、
令和2年最後の緑グループの活動が行われました。

  
センリョウ                 マンリョウ                 ナンテン

センリョウ(千両)は上向き、マンリョウ(万両)は下向きに実を付け、
数粒食べると美味しくないと思わせる物質を潜ませて、多くの鳥を呼ぶ戦略家のナンテン(南天)など、
小さな植物たちが個性を見せて、冬の林床を彩っていました。
センリョウ、マンリョウと共に、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)、アリドオシ(一両)が、
お正月の縁起物植物とされています。
定例のごみ拾い、9日の自主活動日に撤去した菊花壇の支柱洗い、
落ち葉溜めと化していた井戸流し(おそらく子供達の仕事)の清掃から12月の作業を始めました。
菊花壇は根を撤去した後、腐葉土などをすき込んで、来年に備えた土づくりをしました。
作業の様子を立ち止まって見学する来園者の姿も見られ、
菊の1年を見守ることが出来る菊花壇は三宿ゲートの顔として定着したことが分かります。
倉庫の清掃、草のビオトープ・ビオトープ池・保護区の整備、落ち葉かきなど、
活動時間を目一杯使って、様々な作業に取り組みました。
ボランティア・デビューが4歳のお誕生日と重なった最年少メンバーをハッピーバースデイ〜♪とお祝いし、
おやつとお弁当でご用納めとしました。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックという予期しない歴史に立ち会った1年でしたが、
「散歩ついで」の軽作業と位置付けて、三宿の森の緑グループは毎月の活動を続けて来られました。
コロナ禍の一日も早い収束を祈りつつ、令和3年も元気に活動できることを願っています。  

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