活動の様子 
                 2020・9・27(日) 曇り後晴れ 気温21℃ 出席者12名

彼岸過ぎ



記録的な猛暑が続いたせいか、三宿の森の花壇の一画を占めるヒガンバナが例年より遅れて、
お彼岸を過ぎて、満開時期を迎えようとしていました。
ヒガンバナ(彼岸花)、別名マンジュシャゲ(曼珠沙華=赤い花)は、
花が終わると姿を消し、冬の間に葉を出すために「葉見ず花見ず」の別名を持ち、
韓国では「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味で「相思花(サンチョ)」と呼ばれています。
由来には古い時代に中国から人が持ち込んだ、球根が海より流れ着いたと2説ありますが、
日本へ入って来たものは3倍体の系統で種子をつけることができず、球根によって繁殖します。
ごみ拾いから始まる活動は高所にも目配り、屋根や木に引掛かった物を下ろす姿も見られました。
長雨の後の久し振りに薄日が差す園内で、ビオトープ池のザリガニ・チェック、底に溜まった落ち葉上げや
園路の落ち葉掃きなど整備作業が進められていきました。
菊花壇も遮光ネットも外し、いよいよ本格的なシーズンに入りました。
夏の天候不順が生育に影響を与えていますが、これからの秋の日差しの中の挽回を期待しています。
8月に区の笹刈りが入り、夏の荒れが見られず、すっきりと見える保全区の中では森林班が、
落ち葉溜めの切り返しやシラカシの枝打ちなどを行なっていました。

  

シロバナヒガンバナ、ゲンノショウコ、イヌタデなど秋の花も咲き揃っていました。
GoToトラベル除外が解除された東京も、Withコロナの中ながらも爽やかな秋を楽しむことができますように。

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月