活動の様子 
            2021・12・19(日) 晴れ 気温8℃ 出席者17名

ご用納め

  

  

新型コロナウィルスが発生して2年経ち、新たな変異株、オミクロン株の6波が懸念される年の瀬ですが、
2〜3日来の冬の寒さで降霜、霜柱が残る森の中では、
ウグイスの地鳴きが聞こえ、例年と変わらない穏やかな冬景色が広がっていました。
秋から咲き続けるジュウガツザクラ、春の開花を待つソメイヨシノ、毛皮をまとったコブシのつぼみなど、
植物のいろいろな冬越しの姿に出会えるのも冬の森の楽しみのひとつです。
気温・水温が低くなって水が透明度を増したビオトープ池や園路の落ち葉掃きから作業を始めました。
わな篭を設置した5年前は捕獲数が530匹を超えたザリガニも、
今年は100匹余りとなり、絶滅は難しいものの、生息数を確実に減らしていることが実感されます。
植物が育つ水辺の景色を目標にして、来年も地道な作業を続けていきたいと思います。
秋に来園者を楽しませてくれた菊花壇も、支柱や柵を外して土を掘り起こした後、
培養土や腐葉土を入れて来年の準備、小学1年生男子の頼もしい飛び入り参加も見られました。
例年通りに倉庫の整理と清掃をし、道具類も洗って、ご用納めをしました。
ちびっ子メンバー達も井戸ポンプを押したり、ネコ車をタワシで洗ったり、お手伝いが出来ました。




1年の締めくくりに少し張りこんだおやつをいただきながら、
今年に感謝、来年もよろしく、と挨拶を交わした後、ちびっ子メンバー2人が声を合わせて、
「世界中のこどもたちが」を歌ってくれました。

フィンランド外務省は‘特別な多国間交渉’を経て、サンタのそりは渡航制限なしと発表したそうです。
来年は世界中がコロナ感染症に打ち克ち、こどもたちにも大人たちにも穏やかな1年となりますように。

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