秋 の 観 察 会    箱根湿生花園・強羅公園                               
                                 2016・9・21(水) 参加者:10名
   
   
2016年度の観察会は「箱根湿生花園」と「強羅公園」へ出掛けました。
今回は「せたがや自然環境保全の会」の観察会に合流させていただいて、
総勢21名で朝8時にマイクロバスで成城を出発、東名高速道路足柄SAでお弁当買物休憩を入れて、
10時10分過ぎに箱根湿生花園に到着しました。
  
   

台風16号と停滞する秋雨前線の影響で連日雨が続き、この日も箱根に入った頃には小雨が降り始めましたが、
観察会が始まって程なく雨が上がり、幸運な観察会日和となりました。

   

水田湿原の跡地に日本初の湿原植物園として1976年に誕生した箱根湿生花園は3万u(約1万坪)の広さを持ち、
落葉広葉樹林区から始まる園内は低層、高層湿原区、草原区、高山花畑区、湿生林区など区分けされ、
低山から高山までの約1700種の植物がみられる植物園です。
広い園内をゆっくりと、時に駆け足で観察した秋の植物の一部をご紹介します。




マルバフジバカマ −キク科−


シオン −キク科−


アキノキリンソウ −キク科−


ニシキギ −ニシキギ科−


ツリバナ −ニシキギ科−


ガマズミ −レンプクソウ科−


マツムシソウ −スイカズラ科−


ミセバヤ −ベンケイソウ科−


キイジョウロウホトトギス
−ユリ科−


ヤマハギ −マメ科−


ホトトギス −ユリ科−


シロヨメナ −キク科−


カシワバハグマ −キク科−


セキヤノアキチョウジ −シソ科−


オクモミジハグマ −キク科−


キバナアキギリ −シソ科−


アキギリ −シソ科−


タカクマヒキオコシ −シソ科−


サクラタデ −タデ科−


ワレモコウ −バラ科−


ナガボノシロワレモコウ −バラ科ー


ミズオトギリ −オトギリソウ科−


ツリフネソウ −ツリフネソウ科−


チョウジソウ −キョウチクトウ科−


ゲンノショウコ −フウロソウ科−


アサマフウロ −フウロソウ科−


ハマナス −バラ科−

   

仙石原湿原



サワギキョウ −キキョウ科−


アケボノソウ −リンドウ科−


エゾリンドウ −リンドウ科−


オクトリカブト −キンポウゲ科−


ミカエリソウ −シソ科−


タニジャコウソウ −シソ科−



強羅公園西門

  

箱根湿生花園の屋内休憩所でお弁当をいただいた後、1時半に強羅公園へ向かいました。
強羅公園には明治・大正・昭和の経済人かつ茶人であった鈍翁・益田孝、三渓・原富太郎、耳庵・松永安左エ門の茶室群、
2001年12月に国登録有形文化財に登録された白雲洞茶苑があり、
茶苑裏手にある付属茶花園では茶花を栽培している様子も見られました。



 イワシャジン −キキョウ科−


ヤマトリカブト −キンポウゲ科−


キレンゲショウマ −ユキノシタ科−


イヌショウマ −キンポウゲ科−


カリガネソウ −シソ科−


モモイロヨシノソウ −キク科−
   

熱帯植物園

     

白雲洞茶苑、熱帯植物園、ブーゲンビレア園、カフェなどで1時間余りを思い思いに過ごして、
3時に箱根を後にしました。




バナナ −バショウ科−


パイプカズラ −ウマノスズクサ科−


ゴクラクチョウカ −バショウ科−

   

3時半過ぎに小田原に到着、蒲鉾店で4時まで買物時間を取った後、
小田原厚木道路経由東名高速道路に乗って、5時過ぎに世田谷に帰着しました。

お天気と世田谷区内のボランティア仲間のご好意に恵まれて、
秋の植物を堪能し、ボランティアのパワーアップにつながったことは間違いない楽しい観察会となりました。