春 の 観 察 会      赤城自然園                               
                                 2017・5・8(月) 参加者:9名
   
   

2017年春の観察会は、昨秋に続いて、「せたがや自然環境保全の会」の観察会に合流させていただきました。

赤城自然園は旧セゾングループが1980年代から「人間と自然の共生」をテーマに開発し、
30年余りの歳月をかけて、マツやスギの林の植生を入れ替えて、日本の四季に触れることが出来る豊かな森に再生、
現在は(株)クレディセゾンが所有する赤城山西麓の120ha(一般開園は60ha)の広大な自然公園です。
ここでは植物を育てるのではなく、環境を整えることで植物が育つ手助けをするという理念で森づくりが行われ、
地下280mからくみ上げた地下水を森の中に配水して様々な環境を造り、豊かな生物多様性を創出していました。

総勢17名で午前8時にマイクロバスで成城学園前を出発、関越自動車道に乗り、10時半に赤城自然園に到着しました。

 

入り口の案内板の前で園内ガイドを受けた後、ツツジ、シャクヤク、ヤマブキソウが見頃のセゾンガーデンからスタート、
シラネアオイやヤマシャクヤクの見事な群落や可憐な野草を観察しながら、四季の森や自然生態園を散策しました。

「ここは花も木も訪れる人も、みんながしあわせになる森です。」とパンフレットにうたわれた赤城自然園で出会った
春の花のほんの一部ですが、下にまとめてみましたので、「しあわせ」な思い出とともにご参照ください。

最高の観察会日和にも恵まれて、「素晴らしい所」「良かった」「楽しかった」とうれしい声を聞きながら、
5時間でも回り切れない広さに名残を残しつつ、ハンカチノキやウワミズザクラが咲き始めた赤城自然園を3時半に出発、
森林浴の後のバスの中のシエスタも含めて、しあわせな観察会の一日となりました。



ニオイタチツボスミレ −スミレ科−


ヤマブキソウ −ケシ科−


ミズバショウ −サトイモ科−


ヒカゲツツジ −ツツジ科−


シロヤシオ −ツツジ科−


ミツバツツジ −ツツジ科−


トウゴクミツバツツジ −ツツジ科−


ヤマツツジ −ツツジ科−


クサボケ −バラ科−


フデリンドウ −リンドウ科−


シラネアオイ −キンポウゲ科−


イカリソウ −メギ科−


ラショウモンカズラ −シソ科−


ユキザサ −キジカクシ科−


チゴユリ −イヌサフラン科−


オオバナノエンレイソウ−シュロソウ科−


ヤマシャクヤク −ボタン科−


ツバメオモト −ユリ科−


セントウソウ −シソ科−


キジムシロ −バラ科−


キランソウ −シソ科−


フタバアオイ −ウマノスズクサ科−


ウスバサイシン −ウマノスズクサ科−


ハルトラノオ −タデ科−


オキナグサ −キンポウゲ科−


ルイヨウボタン −メギ科−


ヒイラギソウ −シソ科−


ジュウニヒトエ −シソ科−


ツルハナシノブ −ハナシノブ科−


ハンカチノキ −ミズキ科−