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活動の様子 |
2018・2・25(日) 曇り時々晴れ 気温7℃ 出席者13名 |
春間近か
2月14日の自主活動日につぼみがほころび始め、そろそろ花が見頃だろうという予想が外れ、
例年のような華やかさが見られない2月末の河津桜でした。
今年は1月に降った大雪や寒さの影響で、全般的に植物の目覚めが遅い印象を受けますが、
河津桜に近付き、根元に散らばっている花を見つけて、もう一つ、花数が少ない原因が判明しました。
1980年代半ばから花の蜜を吸うスズメが観察され始めたと言われますが、
最近ではそれを学習したスズメが急増し、そんな様子が普通に見られるようになったそうです。
桜の花の中にくちばしを入れて蜜を吸うメジロやヒヨドリと違い、
くちばしが太くて短いスズメは地上に花を落とし、裏側のガクから蜜を吸うことを納得した落花でした。
空き地が減り、寒い季節に餌とする雑草の種などが減ったことがその一因と考えられていますが、
つぼみはまだまだ沢山ありますから、スズメに負けず、見事な開花が見られる日も間近かなことでしょう。
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比較的作業の少ない2月ですが、恒例のごみ拾いから始まった活動は、
冬枯れの中で存在を目立たせている実生のネズミモチの除伐、防災イベントに備えた薪作り、
雪で折れた枝下し、菊花壇の冬至芽の鉢上げや土づくり、園路清掃など園内各所で、
寒さを物ともしない様子で展開していきました。
2時間余りの作業後のお茶の時間は、冬季オリンピック日本最多の13個のメダルを獲得して、
最終日を迎えた平昌オリンピックの話題でもちきりでした。
次回は3月11日の防災体験教室でお会いしましょう!
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