第9回 秋の虫の音を聞く会   2013・9・14(土)     

                   天気:晴れ 気温:28℃ 参加者:35名 緑グループ:9名

第9回を迎えた「秋の虫の音を聞く会」は台風18号の襲来が気になる3連休の初日のせいか、
例年より参加者が少な目でしたが、子供達だけで参加した小学生の姿が多く見られたこと、
7月に世田谷区採用2年目研修にいらした職員の方々の参加があったことがとてもうれしいことでした。

【展示した虫】
オカメコオロギ ツヅレサセコオロギ スズムシ カネタタキ コクワガタ カブトムシ カナブン
オニヤンマ シオカラトンボ アキアカネ ヘビトンボ シジミチョウ モンキチョウ 
アゲハチョウ幼虫・蛹 トノサマバッタ ショウリョウバッタ 
コガネムシ アブラゼミ ツクツクボウシ ミンミンゼミ など
例年通り、講師のご挨拶の後、園内観察にスタートしました。
先ず、目と耳に飛び込んできたのは7〜80羽と見られるワカケホンセイインコの群れで、
隣接する三宿神社の森を通り抜けて行きました。
その後、ツクツクボウシ、アブラゼミ、アオマツムシが大合唱、
耳を澄ますとコオロギやカネタタキのなき声も聞こえるようになりました。
日が暮れて、南の空に上弦の月が出て来た頃、アブラコウモリが飛び交い始めましたので、
バットディテクター(超音波可聴化受信機)で普通には耳にできない音を聞いたり、
擬餌をつけた釣り竿でコウモリを誘ってみたりしました。

虫の出現が10日ほど早いといわれる今年の秋、三宿の森周辺では虫が少ない傾向が見られましたが、
それでも様々な虫と出会え、普段は入れない閉園後の原っぱ体験を楽しむことができました。
彼岸花が咲き始めた三宿の森でいろんな秋を見つけてくださいね!




 【観察した虫など】
昆虫:エンマコオロギ モリオカメコオロギ ツヅレサセコオロギ アオマツムシ ホシササキリ
 ヤマトゴキブリ ビロウドコガネ アオドウガネ エゾカタビロアサムシ クロアゲハ
哺乳類:アブラコウモリ 鳥類:ワカケホンセイインコ オナガ  両生類:アズマヒキガエル