天候:雨 気温:22℃ 参加者:20余名 緑グループ:13名
2009年9月12日(土)の「秋の虫の音を聞く会」は朝から雨が降るあいにくな天候となりました。
時々雨が止み、明るくなる空を見ながら、催行するかどうか迷いましたが、
草広場の足元の悪さなどを考え、2時半には中止のお報せをHPの掲示板に掲載しました。

とは言え、開催時間の5時半頃に雨が止んでいたら、来園される方がいらっしゃるかもしれませんので、
緑グループは予定通り三宿の森で待機することにしました。

5時過ぎからぼつぼつ来園された参加者は最終的には20名を超えていたようです。
5時半から1時間足らず、ちょうど雨の合間をぬって園路を1周する観察会を実施することができて、
主催者としては、残念と同時に、ほっともした第5回目の秋のイベントでした。

木の上ではアオマツムシやカネタタキ、草の中ではツヅレサセコオロギが鳴き、
暗くなり始めた空を餌を求めて飛び交うアブラコウモリの声を
バットディテクター(超音波可聴化受信機)で捉え、
昼から夜に変わる時間帯の自然界の多彩な音を楽しみました。
青空クラスルームへ戻って、実物のアオマツムシやツヅレサセコオロギの姿も観察しました。

来年はお天気に恵まれて、多くの方と秋の夕べのひと時をご一緒できますように。