天候:晴れ 気温:29℃ 参加者:80余名 緑グループ:12名
2010年9月11日(土)に第6回「秋の虫の音を聞く会」を開催しました。
「子供達だけでも参加できる時間にしてほしい」という要望もあり、以前より1時間早く、
5時半に開会しましたので、まだまだ明るい園内で受付開始です。

夏の間に緑グループのメンバーによって採集された虫や標本を青空クラスルームに展示し、
実物の虫たちを観察していただきました。

【展示した虫など】



エンマコオロギ ツヅレサセコオロギ カネタタキ アオマツムシ シバスズ ササキリ カマドウマ 
オンブバッタ カブトムシ ハナムグリ カナブン アブラゼミ ミンミンゼミ ツクツクボウシ 
ニイニイゼミ オニヤンマ シオカラトンボ クロスジギンヤンマ アオスジアゲハ
コガタスズメバチの巣 ウスタビガのまゆ ヤママユ
水槽:メダカ モツゴ カワエビ


自由に虫の観察をしたり、園内散策をしていただいた後、6時前にクラスルーム前に集合し、
三宿の森緑地や緑グループについて、また2人の講師を簡単にご紹介した後、
2班に分れて、園路沿いに観察会を行いました。

スタートした時はワカケホンセイインコやオナガ、アブラゼミ、ツクツクボウシなどの声が聞こえ、
空にはしきりに飛び交うアブラコウモリの姿が見られましたが、
日暮れと共に段々と虫の音が優勢になって行きました。
記録的な猛暑が続いた今年の夏はまだ終りを迎えず、気温は29℃で、
虫達もまだ本格的な鳴き方ではないとのことでしたが、声を聞いたり、姿を見たり、秋の虫を楽しみました。

【見たり、聞いたりした虫など】


左より: マダラスズ カネタタキ ウスイロササキリ ハラビロカマキリ

カネタタキ アオマツムシ ウスイロササキリ シバスズ マダラスズ オンブバッタ ハラオカメコオロギ 
シロスジノメイガ モンクロシャチホコ(幼虫) マキバサシガメ ヒゲナガカメムシ ハラビロカマキリ
ムシヒキアブsp クロアゲハ(幼虫) ヤモリ アズマヒキガエル



西の空の美しい夕焼けの中にかすかに浮かんだ月(三日月の翌日)もみんなで鑑賞しました。
45分ほど園内を回わった後、クラスルームに戻り、また虫を観察したり、
絵にペンを当てると虫の説明や声を聞かせてくれる最新型教材?の前などで、
思い思いに虫の世界を堪能しました。
怖い、気持悪いといいながら、パワフルな存在感で、アズマヒキガエルが子供達の注目を集めました。



ブルーシートに寝っころがる体験も今年も好評でした。

三宿の森の成長と共に新しく見られる生物が増えたという講師評がありましたので、
来年またどんな虫に出会えるか楽しみにしていてくださいね!