活動の様子 
             2012・8・26(日) 晴れ 気温33℃ 出席者8名

厳しい残暑
処暑をすぎても残暑の勢いが収まらず、クラスルームの屋根の下でも33℃という暑さの中で、
8月の定例活動が行われました。

クズやヤブカラシなどつる性植物の除去をしたり、ヌルデ、センダンなど実生やひこばえの枝処理など
保全区域のフェンスの内外で夏の整備作業を行いました。
ゲンノショウコが咲き始めた草のビオトープにはびこるドクダミやイネ科雑草などを抜いていると、
木陰で涼んでいたらしい握りこぶし程のヒキガエルがひょっこりと姿を見せてくれました。

ヘクソカズラ −アカネ科

タコノアシ −ベンケイソウ科−
来園者の姿がほとんどない炎天が続く草の広場では、クローバーやオオバコがドライフラワーのようになり、
サルスベリの花だけが彩りのような園内でしたが、よく見ると小さな花が咲いていました。
もむと悪臭がするということでかわいそうな名前をつけられたヘクソカズラは
つる性で緑地管理上は余り歓迎できない植物ですが、かわいい花を咲かせますのでサオトメバナとか、
中心部が赤いことからヤイト(=お灸)バナとも呼ばれています。
初夏に植え、三宿の森で初めて開花したタコノアシは渦巻き状になったつぼみの先が伸びて広がると、
名前の由来が分かるそうで、秋にはゆでダコ姿が見られるかもしれません。

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