今年で5回目となる「身近な鳥に親しむ会」は
世田谷トラストまちづくり「トラスト・リレーイベント2009」とタイアップ開催となりました。
 
今回もガイド役は世田谷トラストまちづくり・野鳥ボランティアの方々で、
スタート1時間前から15名が勢揃いして下さいました。




10時にトラスト・スタッフのご挨拶があり、観察会が始まりましたが、
高いフェンスの上ではハクセキレイが興味深そうに(?)50名近く集まった人間観察をしていました。
いつもは通り過ぎてしまうだけの場所も観察を始めると発見がたくさんあって
時速数百メートルの歩みになってしまいます。



森厳寺で巣作りをしているホンセイインコ
北沢川緑道ではオカメザクラ、サンシュユ、マンサク、ミツマタなどのお花見や
モツゴ、カワニナなどの水生生物観察も出来ました。
フィールドスコープで覗くとアートのように見えるカラスの巣も人気を博していました。


11時半に三宿の森へ到着、緑グループ担当の「かまどベンチで作る豚汁と焼き芋」が出来ていました。

青空クラスルームでの鳥合わせは

キジバト ハクセキレイ ヒヨドリ ツグミ ウグイス シジュウカラ

メジロ スズメ ムクドリ ハシブトガラス カワラバト ホンセイインコの12種でした。
声だけの鳥もいましたが、「身近な鳥」は意外に多いと思っていただけたのではないでしょうか。

世田谷区地域振興課防災係によるマンホール・トイレ見学会、災害対策用アルファ米試食も行われました。
12時から緑グループのチームワークで作った豚汁、焼き芋を配りましたが、
ご賞味いただいた150名余りの方からは「美味しかった!」という声がたくさん届けられました。
  

トラストまちづくりPRコーナー
バードコール、シュロ・クラフトのものづくりコーナーも大好評でした。
FOS(フレンズ・オブ・セミナー)、クラフト同好会の皆様、ありがとうございました!
2010年の「身近な鳥に親しむ会」は絶好のイベント日和に恵まれ、
参加者、スタッフ合わせて200余名が集い、なごやかな会となりました。

今日のイベントが世田谷トラスト運動、三宿の森・緑グループの活動の一端をお伝えし、
‘みどり’を共有するきっかけとなってほしいと願いながら2時過ぎに閉会しました。