活動の様子 
                  2008・7・27(日) 晴れ 気温32℃ 出席者11名 

竹林復元作戦!

竹は5年目になると老齢でタケノコを出せなくなるため、土の中の栄養を無駄に消耗させないように、
5年目の竹は除伐するのが竹林管理の考え方と言われます。
三宿の森では春先に出るタケノコを毎年盗掘されるために新しい竹が育たず、
竹林の存続が危ぶまれる状況になって来ましたので、
7月のメイン活動は竹林保護のための柵を作ることにしました。

間伐した竹を使って、このような柵が出来上がりました。
柵に取り付けた「竹を育てています」というメッセージがしっかりと伝わりますように!

作業中にビオトープ池に仕掛けたわな篭にはザリガニが32匹入っていました。
以前は花を咲かせていたアサザがザリガニに食べられてしまったのか、姿を消してしまいましたので、
もう一度すみれば庭園からいただいて来たアサザを水際に置きました。
水生植物が復活し、トンボが飛び交うビオトープをまた見たいものですね。

そして、伐採した根から枝を伸ばしていた保全区域内のアカメガシワ、センダン、ヒメコウゾなどの枝切り、
クズ、ヤブカラシなどの除去というのが32℃の猛暑の中の主な活動でした。
「好きじゃなければこの暑さの中、こんな物好きなことやってられないよね。」というメンバーの声も…。
涼風がわたる作業後の景色が「好き」を持続させてくれるのですね、きっと。

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